~Just be friends~
朝早くに浮かんだのは割れたグラスをかき集めるような
胸の痛みに目が覚めたんだ
「これはいったいなんだろう?」
切れた指から滴る赤い雫、本当に僕らはこんなことしたかったのかな?
最もツライ選択が今の僕たちにはベストだってわかってるよ
でもそれを拒んでしまう自己愛と自分でも分かっている矛盾の繰り返しで僕はいつになればそれを言えるかな
他人から見れば緩やかに落ちていくこの世界で、足掻いているの
僕の唯一の逃げられる道
君の色褪せてしまった微笑みを刻んで
栓を抜いてしまった
君の名前を声を枯らして叫んだ
だけど聞こえるのは自分の声の反響と残響だけ
外されてしまった鎖の先には何一つ残ってはしないけど
2人を巡り逢わせてくれた偶然の中にある暗闇
儚く千々になった断線を見てひとり呟いた「所詮こんなものさ」
すでに枯れた頬に伝う誰かの涙
そして気付いてしまったんだ昨日の凪いだ夜に
散った花びら拾いあげて
もう咲き誇ることはない、手のひらので感じた小さな死
僕らの時間はもう止まったままで
君と初めて出会った季節を思い出してるよ
その優しい笑顔も
今を過去に押しやって二人して傷つくだけ傷ついて
僕たちの心は棘だらけになっちゃったね
重苦しく続くこの関係で悲しいくらいに変わらない心
君の事愛してるのに、離れたくないのに
僕がいわなくちゃ
心に土砂降りの雨が降ってきた
呆然と竦然として視界が曇ったんだ
覚悟はしてた痛み、それでも貫かれるこの体。
2人をずっと繋いでた絆が解けていつもの変わらない日常に消えていく
「さようなら。愛してた人。もう振り向かないで歩き出すんだ」
だけど一度だけ願いが叶うのであれば
何度でも生まれ変わって君のもとに会いに行くよ
これでお終いだよ。
~会いたい~
「ねぇ、今すぐ逢いたいよ」
そんな本音を隠した何気ないメールはいつまでも君の心の中に届かないまま
君とはいつも傍にいたから
いつでも笑いあってたから
そう、どんなに離れていてもいつまでも友達なの
君を思うこの気持ちは願えば願うほど強くなる一方で
もう、あの日みたいに「笑えない」なんて言わないで...
「君に会いたいよ」
あの日みたいに「好きだよ」ってまた聞かせてほしいの
いつまでも君の心の中に届かなくてもいいから
このまま傍にいたくて
願わくばずっと笑いあっていたくって
いつまでもどんなに離れても友達だから
でもねやっぱり「君に会いたい」
勇気出して送ってみてもこのメールは届かないまま
何度眠れない夜を超えても「会いたい」って気持ちは
まだ、消えてないよ
君に会いたい。
会いたいよ。
あの日言い合った「好きだよ」って言葉はいつまでも私の心の中に感じているから
たとえ、キミに届かなくても感じているからね